ポークのチェリートマトソース
 セロリ風味のポテト添え

上田淳子さんの提案

深まって行く秋にピッタリの赤ワインとでも言いましょうか・・。

サントネイ クロ・タヴァンヌ    ドメーヌ プス・ドールSantonay Clos Tavannnes

ブルゴーニュの公式1級格付け畑の中で最もお手ごろ価格なワインがこのボーヌ地区最南端のサントネイです。もちろん品質は1級、そして造り手も一流のプスドールならでは 、の満足できる内容です。

ピノ・ノワール100% 

【淳子さんのワイン・コメント】

強烈な印象の南のワインと違って、あくまでもエレガント。と言っても「優しい」とか、「飲みやすい」とかではなく、凛とした味わいを持ち、そう、次の日に「あっ、昨日飲んだワインおいしかったなあ〜」とふと思い出させる力を持ったワインです。

このレベルのブルゴーニュというと、酸味が気になったり、香りが熟成していなかったりと言う理由で私なと敬遠してしまいがちなのですが、これはそんな心配のない一本。

 濃いフルーツの香り(赤いベリー類も勿論ですが、ドライのレーズンとか、クランベリーなどの香りも)が、しっかり。どちらかというと酸味が少なく、丸みを帯びた心地よい渋みがとても長続きします(激しい変化が少なく安心して飲んでいられます)。

わいわいパーティーで飲むのも良いですし、ゆっくり二人で、美味しいフロマージュとお気に入りの小説と共に一人で秋の夜長を楽しむの為のワインとしても・・おすすめです。

 

ポークのチェリートマトソース セロリ風味のポテト添え

材料 (4人分)        

  • 豚肩ロース 固まり500g〜600g  
  • 塩、こしょう 、 
    ジャガイモ 3個 、 セロリ 1本 、 セロリの葉 5枚 
  • 牛乳 40cc 、オリーブ油 30cc 、 プチトマト(小さいもの) 40個 、ドライトマトのオイル漬け 3枚 
  • オリーブ油 80cc 、ワインヴィネガー 20cc 、イタリアンパセリ 適量          

つくり方

1)セロリ風味のマッシュポテトを作る。ジャガイモは皮を剥いて茹でやすい大きさに切る。セロリも皮を剥いてスライスする。

2)鍋に1)を入れて柔らかくなるまで茹でてざるに取る。セロリの葉もさっと茹でておく。

3)フードカッターに2)(ジャガイモが熱いうちに)と牛乳、オリーブ油を入れてすり潰し塩、こしょうで味
を整えます。(フードカッターがない場合はマッシャーでつぶすか、裏ごしをしてください・・セロリの葉は刻んで加えること)

 

4)ドライトマトは刻んでおく。プチトマトはへたを取って洗い、水気を切って鍋にオリーブ油と共に入れて弱火にかける。

 

 

 

 

5)豚肉は食べやすい大きさに切り、塩こしょうをしてフライパンでこんがり
焼き上げる。

6)皿に3)を敷き(冷めていたらレンジで加熱)、5)を置く。
4)のトマトを5分ほど加熱し、仕上げにドライトマトとヴィネガーを加え、肉に
かける。    

 アツアツのプチトマトとこんがり焼けた豚肉、柔らかいマッシュポテトのハーモニーが楽しいひと皿となりました。

  「早速試してみました」編

 秋ですねぇ〜。赤ワインもグッと美味しく感じられる季節になってきました。
 マッシュポテトも美味しくって好きですが、意外と飽きちゃう??と思っていたと
ころ、「セロリ風味」とはいったい??と思いつつ、ジャガイモとセロリを一緒に茹
で、私は「裏ごし」の道を選択しました。 

セロリのスジがとれて、思いのほか滑らかで、ふんわりとほのかなセロリの苦味がアクセントとなった、ちょっと不思議?でも美味しい!マッシュポテトができました。

 相変わらず、とっても気軽にできるレシピなのですが、やっぱりポイントは「豚肉
の焼き加減」でしょうか? こちらは「長い玄人への道のり」です(笑)。
頑張らねば... 

 熱々のチェリートマトのフレッシュで濃い酸味とドライトマトの凝縮したソースの味がこんがり香ばしい豚肉とセロリ風味の不思議なポテトとのハーモニーがなんとも絶妙で美味しい!!
 
 豚肉とトマトのソースだけでも美味しくさっぱりいただけると思いますが、ソースと化したトマト汁(?!)とマッシュしたポテトにお肉を絡ませて食べると、やっぱり「美味いぃぃ!!」です。
セロリの存在はとっても控えめなのですが、飽きの来ない味がいっそう引き立ててま
す。
 もちろん、今回の「優しいワイン」との相性もバッチリ!でした。 トマトの凝縮した感じとポテトの優しい力添えが見事にワインとお肉の美味しさも引き立てているのでしょう。
 はっきりいって、癒されますよぉ〜。 

 秋の夜長、ちょっとばかり台所が大変な事になったってしまったって、良いじゃない! ゆっくりノンビリと語り合いながら楽しく奏でる料理のハーモニーとワインの
マリアージュ。 幸せ気分に浸りましょう。 

 ・・・そういって、いつも片付けを後回しにしてしまうのは・・私だけでしょうか。。。

 

淳子先生の生徒Tomo

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他にも試してみては!

  ヴォルネイ・クロ ド ラ ブスドール  Dom. Pousse d' Or 1級
 
Volney 1er. cru Clos de la Bousse d'Or  

1998年 \5,680 発注本数 本 

ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌを代表する銘醸家のプスドールが最も愛してやまない独占所有畑。

このドメーヌ名に酷似した畑は、畑名と所有者の名前を一緒にしてはいけない、という法律によるため。とても伸びのあるしなやかな口当たりの中にヴォルネイ固有の繊細さ、フィネスを持っています。カシスやサクランボを思わせる品の良いとても凝縮した果実味。
ノン・フィルターで香りの強さ、複雑さも格別。
ピノ・ノワール100%
酸味          
ボリューム          
渋味          


上田 淳子さん
フードコーディネーター
 
甲南女子短大を卒業後辻学園調理師専門学校を経て、1988年〜1991年に渡りスイス、フランスの一流レストラン、シャルキュトリーで修行。
帰国後は下北沢「ラ・パレット」でパティシエールとして働いた後、独立。

現在はアイディア満載の料理教室を主宰、数々の雑誌での執筆など
主な著作に 『ヨーロッパ「食」の職人たち』(JTBキャンブックス)

フランス時代からの友人達を集め当店店主と共同でワイン会なども開催。
今後当店のワインとの素晴らしいマリアージュを数多く提案してくれることでしょう。
プライヴェートでは双子のママさんとして毎日格闘中です!

 

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